2008年の本の上の映画館
メディアセブンでは本の上の映画館という上映会を開催しています。
この上映会の詳しい説明はまたするとして、2008年1月の上映会の予定が
決まりましたので、このブログをご覧の皆様にひとあし早く発表します。
本の上の映画館2008年1月の特集
「フィルムノワールの誘惑 – walking on the wild side – 」
1月6日(日)15:00-「男の争い」
監督:ジュールス・ダッシン/出演:ジャン・セルヴェほか/
1955年/フランス/118分/字幕/DVD
『裸の街』『街の野獣』で都市の生態をリアルに
描いたジュールス・ダッシン監督・出演による
フレンチ・フィルムノワールの傑作。
ストイックな、男たちの「仕事」の世界がここにある。
1月11日(金)19:00-「ストリート・オブ・ノー・リターン」
監督:サミュエル・フラー/出演:キース・キャラディンほか
1989年/フランス・ポルトガル/93分/字幕/DVD
“映画は戦場だ”1950年代から1960年代にかけての
ハリウッドで、低予算の異色作を次々と世に送った
サミュエル・フラーが撮り上げた、
アクションとエモーションに満ちた傑作。
1月12日(土)15:00-「天使が隣で眠る夜」
監督:ジャック・オディアール/出演:マチュー・カソヴィッツほか
1994年/フランス/96分/字幕/DVD
男たちの人生が交錯し、そこで生じる犯罪と苦悩を描いたサスペンス。
アメリカのミステリー作家、テリー・ホワイトの「真夜中の相棒」を
フランスで映画化した作品。
1月25日(金)19:00-「キッスで殺せ」
監督:ロバート・アルドリッチ/出演:ラルフ・ミーカーほか
1955年/アメリカ/106分/字幕/DVD
反骨の巨匠、ロバート・アルドリッチ監督が自らの作家性を
全開にして挑んだハードボイルドサスペンス。
赤狩りに揺れた当時のアメリカの空気を吹き飛ばす恐るべき傑作。
2008年初っ端の特集は、「フィルム・ノワール」特集です。
公共施設では、ありえないラインナップです。必見!