ビバ県民の日
11月14日は埼玉の県民の日だ、そうだ。
11月14日は平日なのにメディアセブンに小学生が多いのは
県民の日だからである、と他のスタッフが言っており、
「県民の日?何それ?」と聞き返してしまった。
何故なら、私の出身地である大阪には府民の日なんて存在しないし
学生時代を過ごした京都にも府民の日なるものは存在しなかった。
ちょっとしたカルチャーショックを受けたので
県民の日について少し調べてみると
関西で県民の日的な日を設けているのは、
三重と和歌山だけで、九州とか山陰とか四国を合わせても、
加わるのは、愛媛と鳥取と大分だけである。
県民の日は、基本的に関東から東北にかけての文化のようだ。
(このページを参照した)
まあ、それにしても、県民の日だからマルエツ
(メディアセブンの下にあるスーパー)のおそうざいコーナーに
秩父地方では定番らしい「味噌ポテト」が売っていたことを
プッシュしたいのではなく、
すごいのは埼玉県民の日なんていう、
埼玉県民以外の人にとっては特別でもなんでもない日に
アジアクラブチーム選手権(ACL)で優勝した浦和レッズである。
ガンバが、マリノスが、一次リーグすらも突破できなかった
ACLで黒星ゼロで優勝してしまい、12月の世界クラブ選手権に
日本勢で初めて出場することになった、浦和レッズ、恐るべし。
地元から異常に愛される所以が分かった気がした。
写真は、埼玉スタジアムへと向かう
レッズサポーターが作り出す、レッズ渋滞に巻き込まれた直後に
撮影した、安行植木職人の愛に溢れた風景。