田中 大さん ブラウジングトークセッション
2010年10月21日のゲストはフリーペーパー「METROPOLIS」のセールスマネージャー田中大さん、編集者のサラ・コルティナさんをお招きしました。
メトロポリスは創刊当初「Tokyo classified」という名前で1994年に4ページ白黒のフリーペーパーとして創刊され、東京都内の街角で配布されました。現在ではフルカラーの週刊生活情報紙となり、日本で暮らす外国人の重要な情報源のひとつとなっています。
最近では駅の構内などにも無料で配布されている冊子を良く見かけますが、創刊当時はメトロポリスを含め2?3ほどしかなかったそうです。そもそもクラシファイドという英語ですが、分類などを示すほか、恋人募集や売ります買いますなどの掲示板もクラシファイドとよばれます。このしくみは読者同士の掲示板で、ページのほとんどをこれで占めます。
「Tokyo classified」はその後順調に部数を伸ばして、カラーページとなり娯楽情報やイベント情報そして、レストランなどの外食情報なども付加されて現在のメトロポリスになったようです。
このメトロポリスを作る上で重要なこととして、記事や全体の構成は必ず日本に住む外国人が作業することだそうです。そうしなければ読者の視点からずれてしまい、読まれないものが出来てしまうからだそうです。たしかに日本のなかでは人数としては少ないけれど、その立場の人々でないと必要な情報が何かということを知ることは難しいのでしょう。
参加者のからはフリーペーパーからどのように利益を獲得するのか、何を基準に設置場所を決めるのかなど様々な質問がされました。
メトロポリスはホームぺージでもご覧いただけますのでぜひご覧ください。
http://metropolis.co.jp/
田中さん、サラさんありがとうございました。
次回は11月11日、柳家紫文さんをお招きします。三味線を携えての登場です。
お楽しみに。
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