キマリのカタチ わたしのカタチ
ワークショップ公募プログラム「ワークショップアカデミー」に応募いただいた「キマリのかたち わたしのカタチ」が開催されました。
このワークショップは、いつもの生活にありふれたカタチをしたパーツを組み合わせて、自分のなりたいものになれる服をつくるという、衣服造形に取り組まれている野村沙織さんと永井俊平さん(ともに眞田塾)の企画です。
二人からの自己紹介とこれからはじまるワークショップの説明の後は、「自分のなりたいもの」を考えたり、そのための服のデッサンをしたりしました。
デッサンの後は、待ちに待った服づくりです。
パーツとパーツを組み合わせるのはむずかしすぎるので、今回は透明ビニルでできたベストにパーツを縫いつけていきます。縫うことにはこだわりました。
…が、これが実はけっこうむずかしく、ほとんどの子どもたちが苦労していました。
それでも野村さんや永井さんの助けをかりながら、自分だけの服をめざしてパーツを縫いつけます。
作業がすすんだところで、自分のイメージどおりにできているか、トルソーにかけてチェック。
ときには、自分で着てみてチェック。やっぱり自分でつくった服を着るのは、ふだんのおしゃれ以上に楽しそうです。
最後に、自分でつくった服を着ながら発表会を行いました。どんな服をつくりたかったのか、どんなところを工夫したのか―みんなそれぞれにこだわりがありました。
クリスマスが近かったこともあり、パーツは好きなだけ持って帰っていいよと言うと、数え切れないほどあったパーツはほとんどなくなってしまいました。子どもたちは、まだまだつくりたりないようでした。