消しゴムはんこの手づくり蔵書票
12月23日(火・祝)、版画家・書物研究家の田中栞さんを招いて、ワークショップ「消しゴムはんこの手づくり蔵書票」を開催しました。
蔵書票とは、本の見返しに貼りつけ、自分のものであるということを示す小さなカード。古くから銅版画などでつくられ、「紙の宝石」とも呼ばれています。今回は消しゴムはんこで気軽に蔵書票づくりに挑戦しました。
皆さんそれぞれに図柄を彫っていきます。講師の田中さんいわく、「癖を持っていない初心者の方ほど、簡単に彫れるんです」とのこと。細かい作業なので集中力も必要で、時々休憩をしながら作業している方も多くいらっしゃいました。
図案制作スタートから4時間あまり。彫ったはんこを紙におして、全員の蔵書票が完成です。
最後には、蔵書票を持参した本に貼り、また参加者同士で交換し合いました。好きな花、生まれ年の干支、メッセージなど、皆さん思い思いの蔵書票をつくることができました。