9月、10月、11月のブラウジングトークセッション

こんにちは
ヤキュージョーです
ご無沙汰しております

諸々の作業が重なってブログから遠ざかっておりました
さて、すっかりおなじみになりましたメディアセブンの「ブラウジングトークセッション」2ヶ月分ぶりのご報告
さて1人目は9月15日のゲスト
エッセイストそしてフードジャーナリストでもある向笠千恵子さんをお迎えしました

向笠さんは今年出された『食の街道を行く』でグルマン料理本大賞グランプリを受賞されました。向笠さんは深夜のラジオにも出演されているので声を聞いたことのある方も多いのではないでしょうか
さて今回は「食の街道を行く」というテーマで我々が普段あたりまえに食べている食材がどのような経路、歴史を経て現在に至っているのかを写真を交えて解説していただきました。向笠さんのお話を聞いているとその食材を取り巻く人々の情景が自然と浮かんできます。
そして9月26日はまちづくり会社ドラマチックの今村ひろゆきさん、まりさんに「自分プロジェクトの立ち上げかた」と題して
様々な人々を巻き込みながらイベントやまちづくりを展開する活動についてお話いただきました

都内で使われていないスペースとそれを探している人々を結びつける活動や、ユニークな個人の活動をシェアオフィスで支援したり、様々なアイデアで困難を乗り切る秘策を聞くことができました
10月の一人目はライター、編集者の南陀楼綾繁（なんだろうあやしげ）さんです。長い間本の世界にかかわっている南陀楼さんは執筆や編集の傍ら、「一箱古本市」という活動を展開されています。

これは商店街などの路上のスペースを利用して参加者が自由に参加できる古本市なのです。「誰でも古本屋の店長になれる」それがこのイベントの特徴で、現在は全国の様々な地域へと広がっています。トークイベントの当日は特別に川口在住の一箱店主であるlondonpigさんにお店の様子を見せていただきました。

この日は「川口で一箱古本市をやろう！」と題して川口で一箱古本市を開催するとしたら、、という仮定でお話していただき、また全国での開催事例も紹介していただきました。トークイベント終了後には「是非川口でも開催しましょう」という方々に声をかけていただきました、川口でも実現するかもしれませんね。
10月の2人目は映画監督の酒井充子さんです
酒井さんは「台湾人生」という映画を撮られました。日本にとても近い国ですが、意外と知られてないことが多い台湾について長年台湾で取材を続けている酒井監督にお話を伺いました

今年の東日本大震災において台湾からの義捐金は突出しているようです。親日的なかたが多いという印象がありますが、日本が統治していたという事実もあります。高齢になった映画の出演者を見ていると感謝と怒りが渦のようになってとても複雑な想いを抱いているのだなと感じます。
また、台湾に是非訪れてみたくなりました。
そして11月10日は
フォトグラファーであり、石の語りべの須田郡司さんです

須田さんは雑誌のカメラマンを経験してから、巨石の魅力に惹かれて全国の巨石を撮り歩くようになったそうです
「世界石巡礼-石の心に出会う旅」と題して日本そして世界の巨石についてお話いただきました

様々な地域で存在している巨石は古くから祈りや例祭の場所となっていて、自然の驚異である巨石を目の前にした人間たちはみな似た行動をとるようです。
また多くの地域でそれらの石がとても大切にされ親しまれているようにも感じました。
11月の2人目は
気象予報士、そしてピアニストでもある岡村真美子さんです
テレビで気象予報士として活躍されているの岡村さんに「生活に役立つ天気予報」と題して我々の生活に身近な天気、そして防災について語っていただきました

子供のころから宇宙、音楽に興味があったという岡村さん。現在までその興味を保ち続けてピアニストと気象予報士の職業をこなすようになったようです。

またその両分野をつなぐ接点としてコペルニクスをあげています。特に音楽を数学として捉えているところに共感したといいます。
今回は特別に埼玉県の気象の特徴も画像を交えてわかりやすく解説していただきました。
ということで駆け足でご報告でしたが
12月は震災で延期になっていた「ラジオについて話そう」を開催します
是非ご来場ください
【開催日時】12月7日（水）19:00-21:00
ゲスト：吉田尚記さん（ニッポン放送アナウンサー）
【開催日時】12月10日（土）14:00-16:00
ゲスト：森まゆみさん（作家・編集者）