図書館を愉しんできました!
こんにちは、クマです。
先日メディアセブンでは、図書館を舞台にしたワークショップ「図書館を愉しむ選書 -Making Library in the library-」を開催しました。
講師はbook pick orchestra(ブックピックオーケストラ)代表の川上洋平さん。
前回は子どもたちと「動物」というテーマで選書をしました。
今回は、図書館にある44万冊以上の本の中から
「表紙にある色」を全体のポイントにして選書をしてもらいます。
メディアセブンの階下は川口市の中央図書館。
階段を下りて向かいます。
まず青・黄・緑の各色でチームをわけ、
その色が入った表紙の本を見つけます。
はじめの一冊が決まったら
中身(目次や奥付、もちろんタイトルなど)から
次につながるキーワードを出してきて、また次の本を手にします。
そうしてひとり3ー5冊の本を選んできます。
集まった本に簡単な解説をつけつつ、
あっという間にお昼ごはんの時間。
お昼も川上さんとの「本談義」を楽しみながらいただきました。
午後は、午前中にできたひとりひとりの流れを
チームごとにまとめてみる作業です。
新たな本を一冊あいだにはさみつつ、
個々の流れからテーマの流れがひとつにつながるよう
それぞれ机で話し合ったり、図書館に行って試行錯誤したり…
ひとつのつながりに完成したら、最後に一列に並べ、
選者ごとに大まかな流れを説明してもらいました。
みなさんの出してきたキーワードに関心したり、
そうつなげるか!というユーモアあるアイデアも続々と。
選ばれた本は5階の図書館、普段は新着図書が置かれるコーナーにて
10日間ほど展示をしました。
今回は貸出しができない状況だったのですが
図書館の利用者さんに予約をいれてもらったりと
とても好評だったようです。
「表紙の色」「キーワード」「選者の視点」が
あるひとつの本棚の特色として、しっかりとあらわれました。
膨大な本を所蔵する図書館だからこそできるワークショップ。
新たな本との出会いは無限にあるなあと
場所や可能性の魅力が改めて感じられる時間でした。
また機会をつくりたいと考えていますので
ぜひみなさんも参加してみてください!
ブックピックオーケストラさんにも
ワークショップの報告をしてもらっていますので
ぜひご一読ください!