【かわぐち けんがく しごとの新聞】見学編
はじまりました「かわぐち けんがく しごとの新聞」。
川口写真散歩、ゴーゴー!カワグチ・ミチ・マッピングに続く川口シリーズ第3弾です。
このワークショップどんな内容かと申しますと。。。
川口ならではの産業、その現場にお伺いし、働いている方のお話を聞いたり、写真を撮らせてもらう「見学日」、後日参加してくださったみなさんで「かわぐち しごとの新聞」という新聞をつくる「新聞製作日」と2日完結のワークショップです。
第1回目の見学先は「川口和竿:竿昭作」さんです。
http://www2.ocn.ne.jp/~wasao/
その昔、竿昭作さんのある上青木という地域には、釣竿に適した良質な竹が群生していたとのこと。江戸という一大消費地に隣接していたことも手伝い、数百件の釣竿屋さんがあったそうです。
現在は数件に減少してはいますが、みなさん伝統技術の継承と時代にあった釣竿の開発に励んでいらっしゃいます。
写真右手がご主人の山野さん。
和竿の歴史に始まり、竹の種類、漆の塗り方まで話は広がります。
みなさん、伺ったお話を忘れないようにと取材ノートに記事を書きとめています。
そんな和竿の歴史や現状を伺いつつ、実際に和竿を組み立てる実演もご披露くださいました。
なんと、この竿長さ8メートル。
8メートルですよぉ、空に届きそうです。
続いて工房の見学です。
100を超える工程を経て完成する和竿、組み立てに続いてまた実演をしてくださいました。
材料となる竹の切り出しから表面の漆塗りまで、全部お一人で製作されるとのこと。
「物づくりの街、川口」と呼ばれる所以の一端を垣間見た見学となりました。
さぁ、みなさんどんな記事を書かれるのでしょう。
出来上がった新聞は川口市内を中心に広く配布させていただく予定でおります。
お楽しみに・・・