図書館で選書の巻

みなさんこんにちは、クマです。
図書館の本を選書してしまうワークショップ
「図書館を愉しむ-Making Library in the library-」の
第2回目を昨年の10月におこないました!
講師はおなじみ、book pick orchestraの川上洋平さん。
ちょっと遅くなってしまいましたが、レポートです。
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前回は表紙の「色」で選別をしましたが
今回はなんと「時間」で選別をしました。
自分の読んだことのある本、または
タイトルなどから見つけたものなど
朝/昼/夜のカテゴリーで本を選びます。
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44万冊以上も本があるので、書棚に出ていないものも。
思いついた作家や本を検索機から探します。
川上さんの頭の中には膨大なデータがありすぎて
時間が足りないようでした…!
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持ち寄った本を、メンバーに紹介します。
どんなところを読んでほしいか、
どんなところが朝/昼/夜に当てはまっているか
紹介して意見をきくことで固まってきます。
それ気になる!という本がお互いに多くありました。
次に、その本に時間を決めて、紹介文を書きます。
書店のポップのように、個人的な想いもこめて。
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今回は24時間の流れをつくりました。
朝5時から深夜0時をこえて、朝4時までの24冊。
たった1時間の差であれど、出てくる本は小説であったり
ムック本であったりと、そのちがいがとても面白いです。
昼食時間をはさんで午後になり、また本が増えました。
川上さんセレクトは、上中下のセットも!
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さらに選定を重ねて、24時間の並びがふたつ完成。
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図書館では10日間ほど展示をしました。
展示期間中、棚にある本が全部そろうタイミングがなかなか無いという盛況っぷり。
(上の写真もちょっと抜けてますね)
選書をするのは意外とむずかしくて楽しく、
誰かとすると色々な視点を持つことができて
新しい視界がひらけることが刺激的です。
今回の参加者さんの書棚、このお店においたらおもしろそう!と
川上さんならではのコメントもいただきました。
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参加している人でかなり変化のある本棚。
また図書館をつかった試みがある際には
みなさまご参加お待ちしてます!

05. 1月 2013 by CDC STAFF
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