LIVE311
先日行われた「LIVE311あがた森魚ライブ」おかげさまで大盛況でした。
東日本大震災からちょうど1年となるこの日、時間と共にこの大震災の一連の教訓が忘れられないように、という思いで今回のイベントを行いました。
当日は12時から整理券を配布していましたが、12時前にはカウンターに長い行列ができていました。
立ち見がでるくらい大勢の観客の真ん中に進み、ギターを抱えてマイクを使わずに歌を歌い始めるあがたさん。一瞬でその場の空気が変わりました。
ちょうど地震の起こった時刻、14:46には「地面がなくなるっていうことは本当に怖いこと」「これから時間をかけて、このことに対する答えを、歌で表現していきたい」と話し、キーボードへ向かい「いとしの第六惑星」へ。
もともとの曲の歌詞に込められた、”別の場所に住むこと”や、散りばめられた具体的な土地の名前、そして「かえりたくない」というリフレインはとても感動的でした。
めったに歌われないという「キットキット!!遠く遠く!!」はちょうど17年前の阪神淡路大震災が起きたころに作られた曲で、出会いや別れ、逢えなくなった人を悼むような歌詞が響きました。
すばらしいライブに満席の観客のみなさんも大満足だったようです。
当日の演奏曲はこちらです。
01 港のロキシー
02 最后のダンスステップ
03 キューポラノアールの町
04 山椒魚が出てきた日
05 愛しのレティシア
06 女と男のいる舗道
07 いとしの第６惑星
08 冬のサナトリウム~サルビアの花
09 のわーるわるつ
10 俺の知らない内田裕也は俺の知ってる宇宙の夕焼け
11 赤色エレジー
＃アンコール
12 キットキット!!遠く遠く!!
13 佐藤敬子先生はザンコクな人ですけど
メディアセブンワークスタジオＡではいま、事前に行ったワークショップによって集められた、川口の人々への地震についてのインタビュー音源が聞くことができます。
あがたさんにも震災についてのインタビューに協力していただきました。
インタビューを聞くことのできる展示は18日まで行っています。(18日以降はメディアセブンのライブラリーラジオで聞くことができます。)
ぜひお越しください。