Workshop – 川口写真散歩・沢渡 朔 講評会
イベント開催日:2008年2月9日・23日
▼ ワークショップについて
シリーズ最終回として、参加者からリクエストの多かった鋳物工場に再び出かけました。写真家の沢渡朔さんを講師に招き、かつて全国にその名をとどろかせた川口の鋳物産業の現場を訪れました。撮影場所は2007年6月に続いて「永瀬留十郎工場」。現在操業を続ける市内の鋳物工場の中で、最も長い歴史を持つ工場です。高温の金属を型に流し込む工程は迫力満点。普段は見られない場面を前にして、参加者たちは一斉にシャッターを切っていました。川口のシンボルともいえる鋳物工場の光景をカメラに収め、参加者たちは皆、満足そうでした。
▼ プロフィール
沢渡 朔(写真家)
1940 年東京都生まれ。日本大学芸術学部卒業。1973 年、日本写真協会年度賞を受賞。主な作品集に『ナディア』(毎日新聞社)、『少女アリス』(河出書房新社)。またファッション、コマーシャルフォト、数多くの女性写真集などを手がける。2007 年、写真家・森山大道との共著『HAJIME SAWATARI × DAIDOMORIYAMA』(Akio Nagasawa Publishing)を刊行。