Workshop – おとなの活版印刷体験
イベント開催日：2008年9月7日・23日
▼ ワークショップについて
美しい文字と独特の風合いで今なお高い人気を誇る活版印刷。今回は、印刷博物館から印刷工房インストラクターを招き、卓上活版印刷機「adana」で一筆箋に平仮名や片仮名を刷りました。活版印刷に関する説明を受けた後、実際に活字を選び、組み、印刷を行います。
参加した人の中には仕事などでデザインに携わっている方も多く、コンピュータ以前の活字の歴史に関する専門的な質問も飛び出しました。今では貴重となった味わい深い活版印刷に魅了された参加者たちは、このワークショップを通して活字や文字に対する愛おしさを実感したようです。
▼プロフィール
印刷博物館 印刷工房「印刷の家」（インストラクター）
印刷博物館（東京都文京区水道）の地階にある印刷工房「印刷の家」のインストラクター。見学ガイドツアーだけでなく、「つくる」というテーマに基づいた体験コースを用意しているのが特徴。印刷を体験できる参加型企画として、活版印刷による創作活動やワークショップを展開する。近年は出張実技講座も多数行い、印刷文化の発展・普及に努めている。