かとうちあきさん(野宿野郎 編集長(仮))|トークイベント
みなさんこんにちは
ヤキュージョーです
このたびはミニコミ誌「野宿野郎」の編集長(仮)、そして「野宿入門」の著者であるかとうちあきさんをお迎えしました
かとうさんは学生のころに野宿=青春というイメージを持っていて、その想いから高校生の夏休みのときに友人と野宿を決行したのが始まりだそうです。しかも最初の野宿が道路の側溝という大物ぶりです。その後は日本の各地を野宿されているとか
野宿愛好家だけでなく幅広い方々に人気のあるミニコミ誌「野宿野郎」。この独特の雰囲気を醸し出しているのがこのかとうさんなのですが、創刊の由来を聞いてみると。そもそもミニコミ誌を始めたのは学生時代に一緒に野宿をしていた友人たちが次第に野宿をしなくなり、このままではまずいと新しい野宿仲間を募るべくミニコミ誌をスタートさせたのだといいます。
それからは仕事の合間を見つけては野宿、執筆、編集にいそしんでいるようです
かとうさんからは野宿に適した場所、適さない場所また、野宿をする時の一日の過ごし方などを写真を交えて紹介していただきました。
そして会場ではかとうさんの野宿セットをご開陳(たぶん初公開)
おなじみの銀マットはかなり年期が入っており大学時代より10年以上も使用されているとか
そのほかには
・エアーマット
・ブルーシート
・寝袋
・カッパ上下
・コッヘル600cc(ぎりぎり袋ラーメンが作れる)
・バーナー(登山用、レジャー用)
・新聞紙(野宿にはスポーツ新聞が向いている)
・カネゴン(10cm)
かとうさんと長年寝食をともにしてきた野宿装備に会場のみなさんも興味津々の様子でした。また「身の安全のためラジオを持った方がいい」と年長者からのアドバイスも
当日の参加者にはアンケートを取っており、かとうさんから質問をするという時間を設けました。
野宿の経験は半々
「なぜしないのか」との設問には
・きっかけや機会がないから
・最初は怖い。一回目が。
・必要に迫られれば
・ちょっと恥ずかしい、人がいなければいいが公園などの場合は人の目がきになる
・虫がきらい
・不安に襲われるから
・一緒にやる人がいたらOK、何か起きたら怖い
等々
「一人ではちょっと、という人同士でやればちょうどいいですねと」かとうさん
経験者に「野宿でいいことありましたか」との設問には
・時間を有効に使える。山頂で日の出まで野宿し、日の出を観てそのまま仕事へ
・前泊するとたくさん寝れる
・かっこいいから
などがありました
野宿経験者ならではのお話しが満載でした
かとうさんのお話しを聞いていると野宿旅行に出たくなってしまうので不思議です。
外で寝ると背中痛いんですけどね・・
かとうさん、ご来場のみなさんありがとうございました
「野宿野郎」公式ホームページ
http://nojukuyaro.net/