かわぐち社会科見学部 vol.9 有限会社 童友社
こんにちはヤキュージョーです
3月のかわぐち社会科見学部vol.9は中青木にある着ぐるみ工房「童友社」さんへお邪魔しました
暖かい日差しのなかバスに乗って向かいました
バズを降りて住宅街を少しあるいたところに工房はあります
工房に到着するとミシンをかける女性の姿が見えます
室内はところせましと着ぐるみやぬいぐるみそしてミシンなどが置かれています
作業のほとんどは手作業で行われています
長い間着ぐるみを縫い続けてきたミシン。ミシン自体を見るのも小学校以来です(筆者
その中でも大きなものはぬいぐるみの中に入れるスポンジを細かく裁断する機械や、布の裁断機で、かなりの存在感がありました
童友社では数多くのぬいぐるみ・着ぐるみを手掛けていますが公官庁からの注文も多いそうです。みなさんご存じコバトンもそうですし、警視庁のマスコットであるピーポくんのぬいぐるみのほとんどはここで作られているのです
ぬいぐるみは海外の工場によって注文が少なくなったようですが、最近では地方自治体が考案したコバトンのような「ゆるキャラ」の依頼が多いらしく、打ち合わせのため東北地方や九州地方まで足を運ぶこともあるとか。また着ぐるみなどは日頃の手入れが必要なため、長年にわたるメンテナンスサービスも行っています。
参加者たちにも被ってもらいました
中に入る人のことを考えて動きやすいように様々な工夫が施されています
コバトンの場合、胴体は肩から吊るすしくみになっていました
社長の竹内さんのは子供のころからぬいぐるみ・着ぐるみの制作に携わっており
40年以上の大ベテランで、ご夫婦で会社を営まれています。
40年前のぬいぐるみを見る参加者
最近のぬいぐるみの動物の顔とは異なっていました、「はやりの顔」というのがあるみたいですね。
手作りで一つ一つ作られる品質の高いぬいぐるみ・着ぐるみの現場を見せていただきました。童友社のみなさんお忙しいところお邪魔させていただきありがとうございました
桜が満開の町内を散策しながら工房を後にしました
さて次回「かわぐち社会科見学部」はめでたく10回目となります
訪問場所は母子福祉センター(旧鍋平邸)をはじめとする金山町、そして川口宿として知られる本町一丁目商店街です。ゲストに元本町一丁目商店街の町会長の五十嵐さんを迎えて町内を案内していただきます。お楽しみに
お申込みはコチラ↓
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