井上理津子(ノンフィクションライター)「葬送の現場から、墓じまいまで」|トークイベント
こんにちは、ノレソレです。
最近「終活」ということばが話題ですが、2017年2月23日(木)にノンフィクションライターの井上理津子さんをお招きして、葬儀のことや墓じまいについてのトークイベントを開催しました。
井上さんは、奈良県奈良市生まれのノンフィクションライターです。長らく大阪を拠点に活動していらっしゃいましたが、2010年から東京に移り住みました。人物インタビューやルポを中心に活動を続けていらっしゃいます。著書は多数ありますが、今回は『葬送の仕事師たち』(新潮社)を元に、現在進行形で取材されている墓じまいについてもお話しいただきました。
葬儀については、当事者になってみないとなかなか考えないものではないでしょうか。また、葬儀に関わる仕事には、どんなものがあるのでしょうか。その現場を取材された井上さんから、具体的に葬祭業関係のお仕事について、その舞台裏も含めて伺いました。
ご遺体まわりの仕事師の一つとして、葬祭ディレクターという仕事があるそうですが、これは厚生労働省の認定資格だそうです。そのほか、納棺師や湯灌師、復元師、エンバーマーなどさまざまなお仕事があり、またご遺体を相手にしたものですから、たいへんなお仕事だそうですが、みなさん心を込めてなさっているとのことでした。火葬にするにも、きちんと焼けるように、スタッフのかたがつきっきりで様子を見ているとのこと。
また、お墓についても近年の家族や住宅事情を含めて、いろいろな問題が出てきています。今回は墓じまいをどうやってやるのか、具体例をお見せいただきなが教えていただきました。
墓じまいについては、現在進行形で取材されていて雑誌「女性セブン」に連載をされていますので、ご興味ある方、ぜひご覧ください!次回は3月16日発行の号に掲載されているとか。
井上さん、ご来場者のみなさん、ありがとうございました!