【かわぐち けんがく しごとの新聞】第6回:ぼうふう編
第6回目となる「かわぐち けんがく しごとの新聞」は川口の隠れた農作物「ぼうふう」を取材しました。
お刺身に添えられる「つまもの」で知られるぼうふう。川口の木曽呂地区を中心に栽培されており、川口産のぼうふうは全国シェアの95%を占めています。
葉は薬味として、根は漢方薬として使われています。
見学に伺うまえに「川口緑化センター:道の駅」に寄り道です。
園内の直売所で市内で唯一ぼうふうを販売しているのです。
あっ、ありました、ぼうふう。
さて、見学先のぼうふう農家に到着です。
ぼうふうの栽培方法は、畑に種を蒔き、芽が出て、大きくなったところでビニールハウスに移します。冬は朝晩、菰を掛けて寒さ対策をされており、日々大切に大切に育てられています。
つまもの野菜には小ぶりな葉が適しているとのこと。
栄養を沢山蓄えている畑は、葉が大きく育ちすぎるのでぼうふう栽培には適さないない等々の、栽培裏話もお聞かせくださいました。
さて、いよいよ出荷です。
ぼうふう5本を「まこも」を使い、丁寧に茎を傷つけないように束ねていきます。
葉の深い緑と茎の紫色がとても鮮やかです。
主に築地市場や太田市場に出荷されています。
さて、今回のワークショップ。
普段は2日掛けて行っていますが、今月は1日開催の強行スケジュールとなりました。
みなさん、お昼を召し上がったあとメディアセブンに戻り編集会議、なごやかです。
ご自分の担当紙面が決まりました、早速記事に取り掛かります。
漢字辞書を片手に執筆中です。
がんばってください!!
外は日も暮れてきました。
参加者のみなさんの力作新聞、堂々の完成です。
みなさん、出来上がった新聞に満足そうなご様子です。
長時間に渡るワークショップ、おつかれさまです。
新聞は市内図書館や公民館で配布させていただきます。
どうぞ手に取ってご覧ください。
シリーズ最終回となる2月は北埼玉郡の酒蔵メーカー「釜屋」さんにお邪魔します。
ご参加お待ちしております。