【かわぐち けんがく しごとの新聞】第5回歯車編_見学の巻
寒風吹きすさむ中開催された「かわぐち けんがく しごとの新聞」。
8月に始まったこのシリーズ、早いもので5回目となりました。
今回お伺いしたのは、市内で歯車を作り続けて70年の「小原歯車工業」さん。約4,500種の歯車を製造している歯車のトップメーカーです。
ー歯車は機械の心臓ー
見学前に別室で歯車の歴史にはじまり、鋳物産業と歯車の関係や歯車の役割などの歯車レクチャーを受けたあと、いざ工場へ。
ゴミひとつ落ちていない清潔な工場、製造に使われる道具類もきちんと整頓されています。
作業の途中で手が空いたのでしょうか、機械を磨く職人さんの姿も見られました。
歯車製造に対する真摯な姿勢、目が覚める思いです。
小原さんは一般的な規格の歯車を「標準歯車」とし、多種多様な歯車を常時数千種類ストックされています。一方、希望に応じた加工をするオーダー歯車も1個の注文から対応されています。
年末ギリギリの見学となりましたが、工場内では歯車の製造が進んでいます。
ひとくちに歯車といってもその大きさ、種類、素材は様々です。
出来たてほやほやの歯車に、みなさん興味深深です。
写真も忘れずに、パシャリ。
そうそう、翌日は新聞製作が待っているのです。
見学の締めくくりはロボットの登場。
透明なボディなので、使われている歯車の動きが一目瞭然です。
仕事納め直前のお忙しい時期にも関わらず、工場案内やロボット操作をご披露してくださった小原歯車工業のみなさま、ありがとうございました。
さて、歯車の製造工程をご覧になった参加者のみなさん、どんな新聞記事を書かれるのでしょうか。