おとなの活版印刷体験の巻
先日行われた「おとなの活版印刷体験」第1回目のご報告です。
みなさん活版印刷ってご存知でしょうか?
パソコンを使っての印刷作業が一般的ないま、なかなか実際に目にすることがなくなってきている古くからある印刷の方法です。今回は印刷博物館さんのご協力を得て、〈adana〉というイギリス製の活版印刷機を使い活版印刷を体験してみました。一文字一文字、鉛製の活字を組み合わせて文章に仕上げます。
左のアルファベットは鉛製ですが、真ん中の漢字の活字は木製です!かつては職人さんが一文字づつ彫って作っていたそうです。
この枠のなかが印刷されるスペースです。今回は上のほうの○が並んでいるところに文章をいれていきます。
まずは大量の活字の中から文字を探して並べます。
「『よ』が見つからないなー」
文字を並べて隙間をうめて、文字間にも空白の活字を入れます。
いっち、にっ、さーんで印刷します。力加減がなかなか難しい。
きれいに印刷できました。『ごきげんよう』
参加者のみなさん、思い思いの文字を印刷されました。
今回お借りした〈adana〉は9月22日までメディアセブンにて展示をしています。
23日の2回目のワークショップはおかげさまで定員になったので、途中参加はできませんが、ご観覧はできますので、ぜひこの機会に活版印刷のしくみをご覧ください。
※印刷博物館さんのブログでご紹介していただきました。