ポケットフィルムフェスティバルin川口 1回目!
先日行われた「ポケットフィルムフェスティバルin川口」のレポートです!
そもそも「ポケットフィルムフェスティバル」ってなに?という方にチョットご案内。
<ポケットフィルム・フェスティバルは、「実用的なハイテクおもちゃ」が潜在的に持っている映像表現の可能性を探求し、多様なメディアを介して、感性を刺激するコミュニケーションのあり方を築くことを目指しています。実際、それはアーティストにとっても自明ではありません。フランスの若手映画作家ジャン=シャルル・フィトゥスィは昨年、東京藝術大学大学院映像研究科のレクチャーで、古典的な映画作りから携帯ムービーに興味を抱き、1時間を超える長編を撮り上げるに至った動機を次のように語りました。「ある日、ドライヴしていると、平原を横断する雲の群れの影に気づいて、どうしてもそれを撮りたいと思った。でも、あいにくカメラを持っていなかった。全速力で機材を取りに帰っても、同じ光景は撮れない。携帯電話なら、いつでも持っているから、撮りたいと思った瞬間を逃すことはないのだ」。常に持ち歩けるカメラがもたらす、はかり知れない自由と創造的可能性をいかに活用できるのか?本映画祭はそれを問う場でもあります。>
(ポケットフィルムフェスティバル開催概要より抜粋)
今回は川口の子どもたちが携帯電話を手に取り、作品をつくってみました!
まずはみんなの緊張をほぐすため、ゲームをしてリラックス。
説明をうけてから、みんなに携帯電話が手渡されます。
使い方をおぼえたらすぐに撮影がはじまりました。
撮りたての映像をスクリーンで見て「おぉ?!」っとうなるみんな。
グループにわかれて作戦会議。これから町に出て本格的な撮影に向かいます。
お兄さんやお姉さんたちと一緒に駅のなかで撮影中!
地面を這うように携帯電話を動かしながらの撮影、実は蛇の目線になっての撮影中なのです!
メディアセブンに戻ってきたら、映像の編集作業にとりかかりました。みんなこだわりがあります!
最後に今日の作品の発表があり、全員に参加賞がくばられました。
今回は小学校3年生?6年生までの参加でした。みんな始めて会ったのにいつのまにか年上の子が年下の子の面倒をみてあげたり、帰るころには兄弟みたいに仲良くなっていたり、とても楽しいワークショップでした。
今回つくった作品は今年の11月に横浜で行われる第2回目のポケットフィルムフェスティバルに出品されます。メディアセブンで作ったもののなかから、映画祭で大賞を受賞する作品が生まれるかもしれません!
次回の「ポケットフィルムフェスティバルin川口」は7月29日、30日です。