一人ひとりのラジオの現場
去年、好評いただいたワークショップ「ラジオの現場」の第二弾。当日はじめて出会った人たちが、ラジオアート ディレクター毛原大樹さんといっしょに、16時から川口ライブラリーラジオ88.0MHzでオンエアする番組を制作するワークショップ。今回はどんな現場、どんな番組になったのでしょう。
※第一弾のワークショップの様子はコチラ
みなさん、こんにちは。川口ライブラリーラジオ「ラジオの現場」がはじまりました。川口メディアセブンから88.0MHzでお送りしています。この番組は10人の選りすぐりの敏腕ラジオディレクターがそれぞれ持ち寄ったネタをクロスさせてゆくオムニバスラジオです。最後までお楽しみください。
16時、こんなオープニングコールからはじまった番組も、ワークショップがはじまった10時には姿もかたちもありません。当日あつまってくれた10人のディレクター(参加者)といっしょに、たった6時間でイチから番組をつくりあげていきました。
午前中は企画会議。といっても、番組は、各ディレクターが企画するコーナーを数珠つなぎにつなげて構成することと、コーナーの合間にディレクター同士がクロストークをすること以外に決め事はありません。ディレクターそれぞれの興味関心にしたがって、自由に企画してもらいます。
投げっぱなしをくらったわけですが、さすがは敏腕ディレクター。朝からどんどん企画が出てきます。
川口駅に停まるJR京浜東北線が愚痴っぽい独り言を話す擬人化ネタ。駅前デパートでの思い出を語るエッセイ風の語り。川口に馴染むスナックの名前を勝手に想像して、ママや客の様子まで妄想するコーナー。メディアセブン階下の図書館をつかった謎解き遊びのナビゲート。彩り豊かなコーナーが生まれました。
そうそう。前回のワークショップでオンエアした駅前情報番組「歩道橋で逢いましょう」で好評を博した「ワンダー川口」の第二弾もありました。
コーナーの順番を決めたら、ランチタイムをはさんで、午後は取材とシナリオライティングです。街に出かけてインタビューをしたり、インターネットをつかって調査をしたり、ディレクターたちは刻々とせまる放送開始にむけて、黙々と作業をつづけます。
そして1時間が経ち、2時間が経ち、放送開始を1時間前となった15時から、オンエアに向けたリハーサルを行います。
綿密に組まれたタイムテーブルとにらめっこしながら、各コーナーの入り方やクロストークのすすめ方、楽曲を流すパートの導入などを確認していたら、あっというまにオンエア5分前。メインパーソナリティの毛原さんと、最初のコーナーのディレクターがスタンバイします。
そして冒頭の毛原さんによるオープニングコールから「ラジオの現場」がはじまり、ディレクターそれぞれのパーソナリティ(まさに!)が感じられるコーナーが次々とオンエアされていきました。
番組の各コーナーは、こんなラインナップでした。
土曜”これからどこへ?”/ひとりでできるもん/センリツなぞときときめきライブラリー/ワンダー川口vol.2 川口駅前最大のワンダー ライオンを調査せよ/駅デパの思い出/青い電車のひとりごと/川口妄想スナック店/チャップリン映画デビュー100周年/川口音のちい散歩/もうすぐ卒業シーズン!あなたの青春をふり返ってみよう
…で、どんな内容だったのかって?それはぜひ、ラジオ片手に図書館かメディアセブンに来て、川口ライブラリーラジオで聴いてください。毎日16時から45分間、88.0MHzでオンエアしています。