川口からショッピングモールを考える
建築や都市を社会学の観点から研究する南後由和さんを迎え、ショッピングモールを建築と社会学の観点から考察しました。
川口市内にあるショッピングモールの分析をとおして、消費空間が精緻に計画されていることを明らかにしていきます。サインや動線はもちろん、ベンチやフロアの素材まで計算されつくされていることが分かりました。また、老若男女が同居できる場であること、公共が担ってきたコミュニティサービスがはじめられていることから、地域コミュニティの核になりえることが指摘されました。
参加者はいつも買い物に行くショッピングモールがまったく違うものに見えたようで、興味深く聞き入っていました。