西牟田靖さん|ブラウジングトークセッション

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こんにちは
ヤキュージョーです
2011年5月14日ノンフィクションライターの西牟田靖さんに福島原子力発電所のレポートと日本の国境についてお話を伺いました。


西牟田さんがライターになったのは6年ぐらい前、「僕の見た大日本帝国」でノンフィクションライターになったそうです。海外旅行をはじめたのは25歳のとき神戸の大学時からバックパックを背負って旅をしていました。
半年働き、半年旅行という生活を繰り返していたようです。
苦労してせっかく旅に出てきたので旅日記をつけて写真をとる習慣をつけるようになり、それがライターとしてのきっかけになったそうです
そして大きな転機は30歳に近づくころ将来について悩みアルバイトをしながら日本国内を原付で日本一周を計画、47都道府県、離島も100島ぐらい訪れました。その途中に根室の納沙布岬や宗谷岬から見える、日本に近く立ち入れない場所である島々。それらの場所にとても興味が沸いたそうです。
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2005年に占領地域でみつけた日本の痕跡について書かれた「僕の見た大日本帝国」
2008年に国境付近の地域のレポートそまとめた「誰も国境を知らない」を上梓しました
その西牟田さんが3月の大震災でやはり被災地域がとても気になったそうです
国境の続編を書いていたが、原発の爆発後日本は変わり目になると思ったと西牟田さん
また、放射能についても自分はなにも知らないことに気づいたとも。
ガイガーカウンターを購入し、早速福島へ。
福島市、飯館村、南相馬などの地域そして福島原子力発電の正門付近など写真を交えて現状や現地の方のレポートも紹介していただきました。
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実際に訪れた感想として、現在設定されている同心円状の避難距離はあまり実状に合っておらず、30kmより離れたところでもとても線量のとても高い地域がまだら状にあるので詳細なモニタリングをして、危険地域とあらためて設定すべきと感じたそうです。
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その後2003年と2006年に訪れた北方領土での写真など大変興味深いお話が聞けました。
ロシア政府は北方領土の開発にかなり力を入れており、西牟田さんが訪れた2006年にもかつてなかった新しい港が建設されたりもしているようです。尖閣諸島についても日本の領土問題を身近な問題として深く考えさせられました。
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駆け足で西牟田さんの活動を紹介したもらいましたが、ちょっと時間が足りなかったようです。
また日を改めてお話を伺いたいと思いました。
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西牟田さんは現在国境に関する本をまた執筆中とのことで次回の作品がまた楽しみです
ご来場ありがとうございました

16. 6月 2011 by CDC STAFF
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