写真の残しかた教室「蝋引きフォトカード&転写パネル作り」
2016年1月24日(日)は写真の残しかた教室「蝋引きフォトカード&転写パネル作り」が開催されました。
スマホやデジカメで撮った写真をパソコンや記録メディアに入れっぱなしではもったいない!ということでお気に入りの写真を持ち寄り、手に取れる写真雑貨というカタチにしました。講師は写真企画室ホトリから写真雑貨作家でフォトグラファーのsaorinさんにお越し頂きました。
冬真っ只中ではあったもののりましたが穏やかな天気の下、川口駅前の公園でミニ撮影会をしました。saorinさんにカメラの設定の仕方やコツについて聞きつつ、自分がどんな写真を撮りたいのか考えながら撮影していたのが印象的でした。
ミニ撮影会の後はメディアセブンに戻って、持ってきた写真や撮影した写真を印刷。
蝋引き加工をほどこしたり、ミニ転写パネルを作ります。
蝋引きは削った蝋を写真の上にふりかけてクッキングペーパーの上からアイロンをかけるだけで不思議な透け感のある写真に仕上がりました。
ミニ転写パネルでは転写剤で写真をパネルに貼りつけた後、印刷されている面が程よく出るまで削る繊細で根気のいる作業です。力を込めすぎると破れてしまったり、乾かしてみるとまだ削り作業が足りなかったりするので難しいところもありますが皆さん時間をかけながら丁寧に仕上げていました。
集中力のいる作業でしたが、大人もこどもも撮影会から写真雑貨づくりの一日を通していつも目にするものとは違ったかたちで写真を楽しんでいて、とても良い雰囲気のうちにワークショップは終了しました。
講師:saorin (写真企画室ホトリ主宰/写真雑貨作家/フォトグラファー)
プロフィール:浅草橋のアトリエギャラリー写真企画室ホトリ主宰。“写真を形あるものに残そう”をコンセプトに、写真にまつわるさまざまな企画・活動を行っている。2015年6月出版『写真を楽しむ133のネタ帖』(雷鳥社)をはじめ、計5冊の著書がある。