本田不二雄(ノンフィクションライター、神仏探偵)「川口にもある?!ミステリーな仏像」|トークイベント

こんにちは、ノレソレです!
すっかり初夏の陽気になってきましたね。先日5月25日(木)に、ノンフィクションライターで神仏探偵(!なんでしょう?)でもある本田不二雄さんをお招きして、「川口にもある?!ミステリーな仏像」と題したトークイベントを開催しました!
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本田さんは熊本県出身のノンフィクションライターです。日本の神仏世界の魅力を伝える書籍や雑誌の執筆、編集制作に携わっていらっしゃいました。今年2017年2月に話題の書『ミステリーな仏像』(駒草出版)を上梓され、トークイベントでは著書で取り上げた不思議な仏像やそれにまつわるエピソードについてお話しいただきました。
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川口市内の安行領家にある興禅院境内のスダジイの巨木に抱かれた地蔵「抱き地蔵」を皮切りに、生きている木に彫られた「生き地蔵」や、人々の苦しみを身代りに受けるさまざまな地蔵について、まずご紹介くださいました。
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本田さんは神仏探偵として、姿かたちが奇妙である理由があるはず、そこには何か意味があるはず、それは何かを探求している、とおっしゃいます。地蔵菩薩を調査している中では、新宿区で戦後に起こった痛ましい嬰児大量殺人の事実があったことを、建てられた卒塔婆の文字から調べてわかったとのこと。一見奇妙に見える仏像たちにはどんな本質があるのか、そこを調べたり考えたりしているとのこと。なかなか理由が分からないことも多いそうです。

 そして名古屋市中区の寺町にある栄国寺にある、珍しい胎内仏もご紹介くださいました。一見普通の阿弥陀如来なのですが、じつは内部に肋骨などの人体骨格や内臓の模型が納められていたとのこと。この内臓はよく調べてみると、「中国医学の内景図」によるもので、その模型が阿弥陀仏に内蔵された理由は不明であるものの、腑分けや試し斬りで身体を陵辱された処刑者たちの御霊を成仏させるためだったのではないか、とおっしゃっていました。
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 こうしたさまざまな変わったかたちの仏像に注目してきた本田さん。今後も、なぜそういったかたちなのか、作られた理由を求めて調査し、昔の人の思いを実感したいとおっしゃいました。トーク終了後には著書の販売もあり、サインもしてくださいました。用意した本はなんと完売!多くの方にもご来場いただき、大変ありがとうございました!本田さんの今後のご活躍を応援しています!

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29. 5月 2017 by CDC STAFF
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