【かわぐち けんがく しごとの新聞:錫光編】

川口の錫工房「錫光」
第3回「かわぐち けんがく しごとの新聞」は市内に工房を構えていらっしゃる「錫光」さんにお伺いしました。


錫の工房は全国で、鹿児島、兵庫、京都を中心に全国でも20名くらいの職人さんが活躍されています。現在は分業での製作が多いようですが、錫光・中村さんは、錫を溶かして形をつくる成型から、絵付け、漆塗りまで全ての工程をお一人で仕上げていらっしゃいます。
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これ、何だかお分かりですか。
錫片です。
錫は融点が低く、加工しやすいことから「金+易しい=錫」という漢字が生まれた、というエピソードにはじまり、錫片を折り曲げるときに耳を澄ませると錫の鳴き声が聞こえる「Tin Cry」という現象をご披露くださいました。
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工房内には、中村さんが考案・改良した使い勝手のよい道具がずらりと並んでいます。
そんな道具の説明とともに、錫製造過程の中の一部の工程「ろくろ引き」を実演してくださいました。
みなさん、忘れないようにと熱心にメモを取られています。
そうなんです、この後には「かわぐち しごとの新聞」という新聞をつくるのです。
さて、見学に続き行われた新聞製作。
見学日終了時に、新聞記事を書いてくる、という宿題が出されています。
さあ、これから編集会議です。
どの写真を使うか、錫の歴史も盛り込もう、等々意見が飛び交います。
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出来上がった新聞は広く市内に配布をさせていただきます。
普段はなかなか見学できない工房にお伺いしているので、新聞をご覧になられた方に錫光さんや錫について、川口で育ってきた技術や産業を広く伝えたいという気持ちが込められています。
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記事を切ったり、貼ったり、新聞製作も佳境にさしかかっています。
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いよいよ、新聞完成です。
今回の仕上がりはいかがでしょうか。
新聞はメディアセブンをはじめ、市内図書館、公民館で配布させていただいております。
見かけられましたら、是非お手にとってご覧下さい。
来月は「盆栽鋏編:刃物博物館」にお伺いします。
川口を代表する産業のひとつ「安行の植木」を支える鋏、刃物の歴史に迫ります。
みなさまのご参加をお待ちしております。

21. 10月 2008 by CDC STAFF
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