Opening interview – メディアセブン開館時、インタビュー
メディアセブン開館、インタビュー
2006年7月1日(土)にオープンしたメディアセブン。オープニングイベントとして、上映会やトーク、ワークショップや作品展示など各種イベントやプログラムなどを開催し、多くの方にご参加いただきました。オープン初日の映像や、開館に際して多方面で活躍する方々からいただいた言葉をご紹介します。
2006.7.1収録
▼ プロフィール
(インタビュー 登場順に)
水越伸(東京大学大学院情報学環准教授)
みずこし しん
1963年生まれ。筑波大学比較文化学類卒業、在学中よりデザイン企画の仕事に携わる。東京大学大学院社会学研究科博士課程中退。東京大学大学院情報学環准教授。メディア論専攻。情報技術とメディアのあり方を人間や社会の側から捉え直す「ソシオ・メディア論」に取り組みながら、メディア・リテラシーの実践的研究を進める「メルプロジェクト」、ケータイの文化と未来を考える「モバイリング&デザイニング・プロジェクト」などを展開してきた。著書に『メディアの生成?アメリカ・ラジオの動態史』『デジタル・メディア社会』『メディア・ビオトープ?メディアの生態系をデザインする』『コミュナルなケータイ:モバイル・メディア社会を編みかえる』など。
赤川新一(エンジニアプロデューサー、スタジオデザイナー)
あかがわ しんいち
新潟県出身。幼い頃から音楽とオーディオに親しむ。音響技術専門学院卒業後、当時24chマルチを導入し、日本最先端の設備を誇る「音響ハウス」に入社。アナログ2ch一発録音から、デジタル48chまでをくまなく経験し、6年後にフリーとなる。1993年より、業界の流れに先駆けて、コンピューターベースの レコーディングを開始。1998年、(株)STRIPを設立。 同時にSTRIP STUDIOを立ち上げ、「プロジェクトスタジオ」の先駆けとなる。
布山タルト(アニメーション作家)
ふやま たると
アニメーション作家。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了。90年代初めより、コンピュータを道具としたアニメーション制作を行う。ジム・ウードリングのコミック「FRANK」や故杉浦茂の漫画「SFの助」をアニメーション化するなど、紙メディア表現と映像メディア表現をつなぐ作品を制作。また作家活動の傍ら、子どもたちが創造的にアニメーション制作を体験できるデバイスの開発やワークショップを、トリガーデバイスとともに全国各地で展開している。早稲田大学川口芸術学校、慶應義塾大学他で非常勤講師。
明貫紘子(キュレーター)
みょうかん ひろこ
NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]学芸員
1976年生まれ。筑波大学芸術専門学群総合造形コース、岐阜県立国際情報科学芸芸術アカデミー(IAMAS)ラボ科卒業。2002年NPO法人コミュニティデザイン協議会(CDC)設立。
2004-06年SKIPCITY映像ミュージアム学芸員、2007年より現職。ICCでは主にキッズ・
プログラムを担当。