本の上の映画館2013年7月
本の上の映画館7月
7月12日(金)- 7月30日(火)開催
「争いが連れてくること」
開催期間:2013/7/12 – 2013/7/30
定員:100名 / 入場無料
場所:プレゼンテーションスタジオ
主催:川口市立中央図書館
運営:NPO Community Design Council
●申し込みは不要ですので、上映当日に会場までお越しください。会場は各日上映時間の30分前です。
●定員以上の入場はできませんので、ご了承ください。
●音の聞こえづらい方をサポートする磁気ループシステムを導入しています。Tモードつき補聴器をお持ちでない方には、専用受信機を貸し出します。
本の上の映画館2013年7月の特集
「争いが連れてくること」
12日[金] 19:00-
「僕の村は戦場だった」
監督:アンドレイ・タルコフスキー/出演:ニコライ・ブルリャーエフほか/1962年/ソビエト連邦/91分/DVD/字幕
美しく平和な村は戦火に踏みにじられた。愛する母は殺され、少年は怒りに燃えた。子供の方が敵の目につきにくい。自ら斥候(せっこう)として敵地に忍び込み、貴重な情報をもたらせた。それはあまりにも危険な任務だった。
14日[日] 14:00-
「フェイトレス -運命ではなく-」
監督:ラホス・コルタイ/出演:マルツェル・ナジほか/2005年/ハンガリー=ドイツ=イギリス=イスラエル/140分/DVD/字幕
1944年、ハンガリー・ブタペスト。14歳のユダヤ人少年ジュルカは、父親がナチスの労働キャンプに招集されてしまったことで郊外にある工場で働き始めた。しかし、ある日いつも通り工場に向かうバスが警官に止められ、ジュルカはそこで降ろされてしまう。
27日[土] 14:00-
「みんなわが子」
監督:家城巳代治/出演:中原ひとみ、赤木蘭子ほか/1963年/日本/94分/DVD
昭和19年夏、山梨に疎開した子供たち。しかし遠足気分で行ったそこでは、想像を絶する辛く長い日々が待っていた。次第に空襲が激しくなり、子供たちはさらに山奥の寺に再疎開するが、そこには医者がいないため、体の弱い子供たちは市内に残留することになる。
30日[火] 19:00-
「ノン、あるいは支配の空しい栄光」
監督・脚本・台詞:マノエル・ド・オリヴェイラ/出演:ルイス・ミゲル・シントラほか /1990年/ポルトガル=フランス=スペイン/106分/DVD/字幕
1974年、アフリカのポルトガル植民地では独立戦争が長期化していた。疲弊する兵士たちは、先頭の合間に植民地戦争の意味と時刻の歴史を振り返る。歴史研究者の少尉は部下たちに過去の壮絶な戦いを語って聞かせる。ローマ時代、十字軍の時代、大航海時代…。