LIVE311―あがた森魚ライブ
2011年3月11日に発生した東日本大震災。あれから、もう一年が経とうとしています。関東圏に住む私たちの生活は、震災前の生活に次第に戻ってきつつあるように思います。しかしその一方では現在もまだ被災地では大変な苦労をなさっている方々がいます。また、終わっていない原発事故の問題など様々な問題が残されているのも事実です。時間とともに大震災の記憶が風化しないように、メディアセブンでは3月11日、実際に震災の発生した14時46分をはさんで、あがた森魚によるライブイベントを行います。
出演:あがた森魚(ミュージシャン)
開催日時:2012年3月11日(日)14:00-16:00
※このイベントは終了しました
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企画趣旨:2011年3月11日に起きた東日本大震災。あれから、もう一年が経とうとしています。関東圏に住む私たちの生活は、震災前の生活に次第に戻ってきつつあるように思います。しかしその一方では現在もまだ被災地では大変な苦労をなさっている方々がいます。また、終わっていない原発事故の問題など様々な問題が残されているのも事実です。時間と共にこの大震災の一連の教訓が忘れられないように、メディアセブンでは、この日にわたしたち一人ひとりが、震災について想起し、思い、考えるきっかけとなるようなイベントを行わせていただきたいと思っております。
主な企画として川口にゆかりのあるミュージシャンである、あがた森魚さんのチャリティーライブ。また、2月に行った「ひとり一人の東日本大震災」という、震災にまつわる個人的な経験、思いをインタビューを集めるプロジェクトで集まったインタビュー音声を公開したいと思います。
あがた氏のチャリティーライブは、入場料や募金をあつめるのではなく、当日のライブ音源を仙台の公共施設に提供するという形でのチャリティーイベントになります。当館でも現在行っております、「ライブラリーラジオ」という放送を行っていますが、仙台にある公共施設も、同様の取り組みを行う予定で、そのための音源として提供できればと考えております。ライブイベントは、実際に震災のあった14:46という時間を挟む形で行い、ライブを聞きながら集まった皆さんで、震災についてもう一度、思い、考える場となるような演出を含めた企画を予定しております。
インタビューのプロジェクトにつきましては、弊館で行っているライブラリーラジオを使って、館内だけで聞くことのできるラジオ放送として公開します。震災で起こった一連の問題について、一人ひとりさまざまな考えや思いがあると思いますが、そのような「ひとり一人」の貴重な思いや考えに、みなさんがふれ、再度わたしたちが今回の震災から何を感じ、何を得て、これからどうしていけば良いのか?といった事を今一度考えていただける機会になるようなイベントになればと思います。
開催日時:2012年3月11日(日) 14:00-16:00
※このイベントは終了しました
【イベントレポート】
LIVE311―あがた森魚ライブ
東日本大震災に思いを馳せるコンサート
今の心境などを語りながら次の曲へ
開催日時:2012年3月11日(日) 14:00-16:00
開催場所:メディアセブン プレゼンテーションスタジオ
参加人数:104名
参加費:無料
参加対象:どなたでも
出演:あがた森魚(ミュージシャン)
profile:1948 年北海道留萌市生まれ。1972年、「赤色エレジー」にてデビュー。20世紀の大衆文化を彷彿とさせる、幻想的でフィクション性に満ちた独自の作品世界を展開する。2011年には、オリジナルアルバム『俺の知らない内田裕也は俺の知ってる宇宙の夕焼け』『誰もがエリカを愛してる』『コドモアルバム』(あがた森魚と山崎優子)を連続リリースなど精力的に活動する。
内容:東日本大震災からちょうど1年が経った3月11日に、人々の記憶や一連の教訓が時間とともに忘れられないことを願って企画されたライブイベントです。104名の方々が集まりました。あがた森魚さんがギターを抱えてゆっくりと会場を歩きながら歌い、ライブはスタートしました。その後、コントラバスの東谷健司さんも加わり、あがたさんの名曲が披露されます。そして、震災が起こった14時46分という時間を、来場者、ミュージシャン、そしてスタッフがそれぞれの思いで迎え、ライブはクライマックスへと向かいました。それぞれの思いが集まって独特な緊張感と一体感を生み出し、ライブは大成功のうちに幕を閉じました。
ゆっくりと歩きながら、弾き語りがスタート
曲は、「いとしの第六惑星」へ
様々な思いを胸に震災が起きた、14:46を迎えました