本の上の映画館2008年6月
旧約聖書の”十戒”をモチーフに、人間世界の様々な問題、事件、感情、人間関係、運命を描いた10の人間ドラマ。ベルリン国際映画賞、ヴェネチア映画祭国際批評家協会賞受賞作品。※終了しました
開催期間:2008/6/6〜 2008/6/27
定員:80名 / 入場無料
場所:プレゼンテーションスタジオ(視聴覚ホール)
主催:川口市立中央図書館
運営:メディアセブン
※開場は上映開始の30分前です。
※申し込みは不要ですので、上映当日に会場までお越しください。
※上映作品は図書館所蔵の館内上映権付の映画です。
本の上の映画館2008年6月の特集
「デカローグ」
6月6日(金)19:00-
「第1話:ある運命に関する物語」「第2話:ある選択に関する物語」
第1話、「魂」の存在を信じない大学教授が「神」と対峙する日。意外な展開が観る者の心を掴んで離さない。
第2話、孤独な老医師を訪ねてきた、ヴァイオリニストのドロタ。彼女は夫を愛していながらも、不倫相手の子どもを身ごもっていた。
6月13日(金)19:00-
「第3話:あるクリスマス・イヴに関する物語」「第4話:ある父と娘に関する物語」
第3話、イヴの夜、タクシー運転手ヤヌーシュと、かつての恋人エヴァ。ワルシャワの聖夜は、二人をどこへ連れて行くのか。
第4話、かつての恋人に生き写しの娘と暮らす父と、幼い頃から父親に一方ならぬ愛情を抱いていた娘。親子の関係が崩れた時、二人が選んだ道とは。
6月15日(日)15:00-
「第5話:ある殺人に関する物語」「第6話:ある愛に関する物語」
第5話は「殺人に関する短いフィルム」として劇場公開され、カンヌ映画祭審査員特別賞を受賞。黄色系のフィルターを駆使した幻想的な映像も魅力。
第6話、とことんうぶで純真なトメクと、夜な夜な男を変え、身体だけで孤独を癒すマグダ。不器用な二人の出会いは、彼等どこに向かわせるのか。
6月21日(土)15:00-
「第7話:ある告白に関する物語」 「第8話:ある過去に関する物語」
第7話、16歳の時に娘アンカを出産したマイカ。だが、彼女の母エヴァは世間体を気にし、アンカの祖母ではなく、母として生き始めた。
第8話、大学で教鞭を執るゾフィア。彼はある女性との再会によって、過去と向き合うことを余儀なくされる。深い余韻を残す力作。
6月27日(金)19:00-
「第9話:ある孤独に関する物語」 「第10話:ある希望に関する物語」
第9話、性的不能になった心臓外科医ロメクと、その妻ハンカ。夫婦が遭遇する、厳しすぎる事態とは。
第10話、亡くなった父親の残した切手コレクションに翻弄される兄弟。彼らは父親が手に入れることが出来なかった切手を無事手に入れることができるのだろうか。