「まちの断片」 第三回 大山 顕さん

2009年4月29日
レクチャーシリーズ「まちの断片」第3回目は団地見究家の大山顕さんをお招きしました。
「まちの断片」で講演中の大山顕さん01


たくさんの方にお集まりいただきました。
「まちの断片」で講演中の大山顕さん02
もともと大山さんは環境デザインを学んだあと、民間企業のシンクタンクを経て、現在では建築物、土木構造物についてのこだわりや見立て方について執筆、撮影等をされています。
参考サイト:
住宅都市整理機構
デイリーポータルZ:「デビル」を鑑賞する
「まちの断片」で講演中の大山顕さん03
団地の撮影をしていたころは団地の住民から通報されることもあったとか。。しかし警察も4×5の大判カメラでの大山さんの撮影姿を見て「これは盗撮じゃないね。」と言い残して帰ったそうです。
「まちの断片」で講演中の大山顕さん04
その反面、団地撮影中に「飴をくれるおばあちゃん」など好意的な方もいらっしゃるとのこと。
「まちの断片」で講演中の大山顕さん05
話は大山さんが「収集」かかわる団地、工場のお話から、ジャンクション。そして最近のお仕事として高架下建築へと移っていきました。
「まちの断片」で講演中の大山顕さん06
最近の大山さんのような活動をされている方が増えているのではという質問に対して、「インターネットの普及が個人の『好き』の対象をカミングアウトしやすくさせている」とのことで、「20年前だったら私の仕事は通用しないでしょう」と。
多くの写真画像を見せていただき、大変楽しくお話を聞かせていただきました。
大山さんがお客さんの質問に対して「私が気になるのは建築や構造物のままならなさ」と答えているのが大変印象的でした。団地においての卓越した大量生産ぶり。高架下においての躯体を除いた卓越した個人のカスタマイズ。そして現在興味があることとして郊外の田んぼのど真ん中にある大規模複合店舗であると。これに関しては経済と流通が建築意匠の理論を卓越していて興味が湧くのだそうです。
大山さんの今後の活動も楽しみですね。
さて、次回の「まちの断片」は7月開催です。
– 道の上から – と題しまして
7月20日(月・祝)15:00から
建築批評家 五十嵐太郎さん(過防備都市、著者)
7月25日(土)15:00から
ランドスケープデザイナー 石川初さん(地図に絵を描くGPS絵師)
をお招きします。
お楽しみに。

24. 5月 2009 by CDC STAFF
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