2014年トークイベント振り返り【夏】

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今年のブログは今年のうちに・・・
夏からのトークイベントぼちぼちご報告です

7月は千葉県で民間図書館を運営しているNPO法人情報ステーションの岡直樹さんをお迎えしました。民間図書館とは図書館が不足している地域などに任意団体によって自主的に作られた図書館で、ボランティアスタッフや寄贈本、そして寄付金等によって運営されています。

代表の岡さんは本を借りる場所としてだけではなく地域活性の交流の場としても活用してもらうことが目標といいます。岡さんは地域を活性化するためにこれまで様々なイベントを企画、実施してきましたが、やはり単発のイベントを開催しても人は一時的に集まるが、地域に根付かないという問題にぶつかったそうです。そこでもっと身近で気軽に立ち寄れる場所はないかと探したときに図書館のような場所というのを思いついたそうです。

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この先少子化高齢化がすすむと人々の生活範囲はせまくなってきて、今後は公立図書館だけですべての人々に使いやすいサービスを提供するのは難しくなってくる。であれば小さくてもいいのでNPOベースでできる図書館をつくろうと考え、いつでもだれでも使える場所として図書館を提供しようと8年前に始めたそうです。

現在まで32館を開設するにまで大きくなったそうです。

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岡さんが手掛ける民間図書館はお店や駅などのスペースを一部借りて書棚を置いたような小規模のものから、高層マンション内に特設されたもの、またワンフロアーすべてを使うような大規模なものまであるそうです。

借り方はカードを作って利用者が自分でパソコン端末を操作して借りるというものやボランティアの受付係が常駐するところもあり、手続き自体は普段私たちが接している公共図書館とほぼ同じようです
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民間図書館を運営する岡さんですが、公共図書館の業務を民間に委託する現在の図書館の流れには反対の立場だそうです。公共施設でしかできないサービスは公共でするべきだと。

今後も岡さんの活動がたのしみですね、船橋へ行った際はぜひ訪れてみようと思います。

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8月は人気ブログ「山めし礼讃」管理人げんさん。げんさんのブログでは登山の時につくるワンバーナーで作れてお酒のつまみになるごはんを綴っているもので、『げんさんの山めしおつまみ』という本にもまとめられています。

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普段使っている道具や反響の大きかったオリジナルのレシピをご紹介いただきました。会場は超満員
その日に飲みたいお酒に合わせて食事を決めるそうで、登山では水のことや帰りのゴミのことなども考えながらレシピを考える必要があります
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缶詰、レトルト、コンビニ食材までなんでも使います。特に近年調味料や油などが小分けに袋に入って売られているのはとても重宝しているとのこと。
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そしてげんさんが最近初めているのが頂上での野点(のだて)だとか、山頂で抹茶を飲みながら和菓子を食べているととても目立つそうです
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自分でも登山をするという参加者も多く、実用的なことに関する質問が多く出ました

美しい景色を見るだけでなく、そこで何を食べるかということにも考えを巡らせると山登りも一層楽しさが増すような気がしますね、もう冬山ですが・・・

18. 12月 2014 by CDC STAFF
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