ワークショップ|「ビンの中に小さな生態系をつくろう!」

こんにちは!ノレソレです。梅雨入り前の6月4日に(日)に、アクアボトルをつくるワークショップを開催しました。なんと生きているヌマエビ入りです!
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講師は、身近な生き物や環境のことを学ぶ自然体験などをやっているKOKOPELLI+(ココペリプラス)の寺田浩之さんとアシスタントの方にお越しいただきました。お二人とも色違いのKOKOPELLI+のロゴ入りシャツが印象的でした。
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まず初めにアクアボトルとはどういうものか、しっかり説明。みなさん真剣に聞いています。今回つくったのは、タイトルにあるように、ビンの中に生態系をつくるので、その仕組みを教えてもらいました。魚を飼うときによく使われる空気ポンプは今回は使わないで出来るのです。
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アクアボトルは、水、砂利、石、水草、ビー玉などの飾りもので作りますが、今回白、ピンク、オレンジ色、茶色、グレーなど何色もの砂利を用意してくださって、その砂利の性質も詳しく教えいただきました。エビの色や水草がよく見えるような色の組み合わせや、水をきれいにする効果があるものなど。
 茶色っぽいのですが、水質をきれいにする効果のある麦飯石という砂利が一番多く使われて、寺田さんは珍しいとびっくりしていました。いつもはなかなか選ばれないとのこと。今回の参加者のみなさんは、効果のある砂利がお好みだったのですね!
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砂利を選んだら器にいれ、水で洗っていきます。まるでごはんのようですが、砂利です。
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何回か水を入れ、濁りがなくなるまで洗います。その後、ボトルに砂利を入れ、小さなスコップをつかって壁面を伝うように水を注ぎます。そうしないと、また濁ってしまうからですって。みなさんそーっと注いでいました。水にはバクテリアが棲めるように中和剤も数滴いれました。
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次に水草をピンセットで植えていきます。これがけっこう難しい!ピンセットにまっすぐはさみ、砂利の中に埋めるのですが、ピンセットを離すと一緒に抜けてしまったりして、みなさん苦労していました。今回ご用意いただいた水草は、カナダモ、マツモ、レッドアルタです。ボトルが小さいので、短く切って植えていきました。
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ビー玉やガラス砂などを入れれば、環境は完成。大事なことは、自分の好みではなく、そこで生きるエビのことを考えて石など入れ過ぎないこと。今回卵をもったエビもいて、大人気!それに卵持ちのエビから既に子エビが何匹か生まれていました!
 またエビを紙コップからボトルに移すには、紙コップをぐるぐる回し、エビの目を回させるのがよいとのこと。そうしないと跳ねて飛び出してしまうとのことで、かわいそうですが、面白いですね。
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最後に今後のメンテナンスの仕方などをしっかり学んで終了。水中のバクテリアを増やし、ごみはスポイトで取ること。大切な命ですから、大事に育ててくださいね。KOKOPRLLI+のみなさん、参加者のみなさん、ありがとうございました!
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20. 6月 2017 by CDC STAFF
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